書誌事項

「かたち」の哲学

加藤尚武著

(岩波現代文庫, 学術 ; 196)

岩波書店, 2008.8

タイトル別名

かたちの哲学

形の哲学 : 見ることのテマトロジー

タイトル読み

カタチ ノ テツガク

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注記

中央公論社(1991年10月)より「形の哲学 : 見ることのテマトロジー」として刊行されたもの

文献目録: p255-261

内容説明・目次

内容説明

同じ「かたち」をしているものは、同じ存在といえるだろうか?視覚と触覚の違いとは何か?「かたち」からは見分けのつかない双子の姉妹との恋愛物語のスタイルで、錯覚の問題、モリヌークス問題、「共通感覚」の問題など、アリストテレス、ロック、バークリほか多くの哲学者たちによって議論されてきた「かたち」と存在をめぐる問題群をわかりやすくかたる。

目次

  • あやめとかきつばたは見分けられない
  • 美しいものこそ形である
  • 恋人を抱くときには目をつむる
  • 見分けられないものは同じもの
  • 永遠の美女は何歳か
  • 世界は目にさかさまに映る
  • モリヌークス問題とデカルト
  • 共通感覚と松果腺
  • 光と色だけの初めて見る世界
  • 視覚だけをもつ人間
  • 視覚のなかの立体像
  • 大きさと距離感
  • 視覚対象と触覚対象の同一性
  • ディドロの『盲人書簡』
  • 目の悪かったヘルダー
  • 二次元の画像と三次元の画像
  • 無意識の知覚システム
  • 何よりもダメな現象学
  • 水の中の棒

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA86781839
  • ISBN
    • 9784006001964
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    iv, 273, 4p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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