検非違使 : 中世のけがれと権力

書誌事項

検非違使 : 中世のけがれと権力

丹生谷哲一著

(平凡社ライブラリー, 646)

平凡社, 2008.8

増補

タイトル別名

増補検非違使 : 中世のけがれと権力

タイトル読み

ケビイシ : チュウセイ ノ ケガレ ト ケンリョク

内容説明・目次

内容説明

平安時代に設置され、軍事・警察を司った“令外の官”—長くそうした存在としてだけ考えられてきた検非違使は、じつは中世、天皇の行幸や祭礼、大葬など国家的大行事の掃除を担当、キヨメを職掌とする中世被差別民を統轄し、ケガレを管理する権力だった。中世天皇制の特質を担い、中世身分制の形成に深くかかわる検非違使の全体像を描き出した名著が新論文を増補して再登場。

目次

  • 1 検非違使とキヨメ
  • 2 非人施行と公武政権
  • 3 中世前期における非人
  • 4 散所非人
  • 5 修正会と検非違使
  • 6 室町幕府の下級官人—公人を中心に
  • 付論 賀茂祭と検非違使の位置

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA8679768X
  • ISBN
    • 9784582766462
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    483p
  • 大きさ
    16cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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