どちらでもいい
著者
書誌事項
どちらでもいい
(ハヤカワepi文庫, 49)
早川書房, 2008.5
- タイトル別名
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C'est égal
- タイトル読み
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ドチラデモ イイ
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注記
2006年9月に単行本として刊行した作品に一篇を追加し文庫化したもの
収録内容
- 斧
- 北部行きの列車
- 我が家
- 運河
- ある労働者の死
- もう食べたいと思わない
- 先生方
- 作家
- 子供
- 家
- わが妹リーヌ、わが兄ラノエ
- どちらでもいい
- 郵便受け
- 間違い電話
- 田園
- 街路
- 運命の輪
- 夜盗
- 母親
- ホームディナー
- 復讐
- ある町のこと
- 製品の売れ行き
- 私は思う
- わたしの父
- マティアス、きみは何処にいるのか?
内容説明・目次
内容説明
もはや来ることのない列車を待ち続ける老人の狂気と悲しみを描く「北部行きの列車」。まだ見ぬ家族から初めて手紙をもらった孤児の落胆を綴る「郵便受け」。まるで著者自身の無関心を象徴するかのような表題作「どちらでもいい」ほかに加えて、『悪童日記』へのつながりを思わせる単行本未収録の初期短篇「マティアス、きみは何処にいるのか?」を収録。沈黙をつづける著者の絶望と喪失感が色濃く刻まれた、異色の掌篇集。
「BOOKデータベース」 より