露の身ながら : いのちへの対話 : 往復書簡
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書誌事項
露の身ながら : いのちへの対話 : 往復書簡
(集英社文庫, [た73-1])
集英社, 2008.8
- タイトル読み
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ツユ ノ ミ ナガラ : イノチ エノ タイワ : オウフク ショカン
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注記
2004年4月刊行分の文庫化
叢書番号はジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
突然の脳梗塞で、声を失い右半身不随となった免疫学者・多田富雄と、原因不明の難病の末、安楽死を考えた遺伝学者・柳澤桂子。二人の生命科学者が闘病の中、科学の枠を越えて語り合う珠玉の書簡集。いのち・老い・病・家族・愛・科学・戦争・遺伝子・芸術・宗教・平和とは何なのか…。
目次
- 病で歩けなくなり、完全に寝たきりで二年間過ごしました
- 私の文章で勇気が与えられるなら、もう一度本気で書いてみよう
- 車椅子に乗る時はおしゃれをして乗ります
- 病気を持つ者と介護する者の問題について
- 文化はDNAの直接的な支配からは自由です
- 人類はDNAとも違う何ものかに導かれて文化を創り出している
- 「赤い」と「りんご」は、脳の中で「赤いりんご」になる
- 大切なのはロジック、明晰な観察能力、それに感動を表現する努力
- クローンの怖さ
- ゲノムは人権そのもの、クローン反対は生命科学者の責任〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より