自民党政治の終わり
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書誌事項
自民党政治の終わり
(ちくま新書, 741)
筑摩書房, 2008.9
- タイトル読み
-
ジミントウ セイジ ノ オワリ
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注記
参考文献一覧: p249-253
内容説明・目次
内容説明
戦後日本の長きにわたって政権党であり続けた自由民主党。派閥ごとに結束し、年功序列型の人事制度をもち、後援会と各種業界団体に支えられたこの巨大政党は今、機能不全を起こし、そのシステムの骨格は既に崩壊している。かつて自民党が圧倒的な強さを発揮しえたのはなぜか、それがいま存在感を失いつつあるのはなぜか。歴史の視点、さらには国際比較の視点をも交えながらその来歴を明らかにし、これからの日本政治を展望する。
目次
- 第1章 自民党システムへの反逆者、小沢一郎—小沢一郎と自民党システム(政治改革への執念と内部抗争;小沢の成功と失敗)
- 第2章 救世主にして破壊者、小泉純一郎—小泉純一郎と自民党システム(反経世会の政治手法;郵政民営化;小泉は自民党を壊したか?)
- 第3章 自民党システムとは何か?(「自然な与党」であり得た理由;人事のルールとそのシステム;合意を重視する意思決定)
- 第4章 歴史と比較から見た自民党システム(江戸から見た戦後日本政治;国際比較から見た自民党システムの成立)
- 第5章 自民党システムの終焉(自民党型「戦後合意」の崩壊;「戦後」から「冷戦後」、そしてグローバル化へ;新しい政治システムへの展望)
「BOOKデータベース」 より