属国 : 米国の抱擁とアジアでの孤立

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属国 : 米国の抱擁とアジアでの孤立

ガバン・マコーマック著 ; 新田準訳

凱風社, 2008.8

タイトル別名

Client state

タイトル読み

ゾッコク : ベイコク ノ ホウヨウ ト アジア デノ コリツ

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注記

原著 (2007) の翻訳

内容説明・目次

内容説明

米国の世界一極支配構造の中で、小泉・安倍両政権は積極的に米国の戦争に参加し、ネオリベラリズム型市場開放に走った。対米従属一辺倒の「改革」の結果、いまや日本は米国の「属国」だ。戦後日本は平和憲法と日米安保を逆回りの両輪にして、米国の核の傘の下で経済発展を遂げた。この時点の日本は半独立国ではあったが、少なくとも米国の属国にはなっていなかった。バブル崩壊と冷戦終焉を経て日本は今、長い低迷期にある。持てる者と持たざる者の格差もここへきて急拡大している。人口減少もあいまって国力は衰退しつつあり、東アジアでも、世界でも、日本の存在感は極めて薄い。どうしてこんなことになってしまったのか。

目次

  • 第1章 ずっと一二歳?
  • 第2章 米国依存の超大国
  • 第3章 日本モデルの解体
  • 第4章 ブッシュ世界の日本
  • 第5章 アジアの中の日本
  • 第6章 憲法と教育基本法
  • 第7章 沖縄—処分と抵抗
  • 第8章 核大国・日本
  • 第9章 精神分裂国家か?

「BOOKデータベース」 より

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