貧困の現場
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書誌事項
貧困の現場
毎日新聞社, 2008.8
- タイトル読み
-
ヒンコン ノ ゲンバ
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内容説明・目次
内容説明
なぜ貧困は拡大してゆくのか?なぜ労働の尊厳は奪われたのか?なぜ人間らしい生活が蹂躙されているのか?10年にわたって貧困の現場を伝えてきた新聞記者が、丹念な取材と緻密な分析、そしてこみ上げる思いによって書き上げた入魂のルポルタージュ。
目次
- 貧困の現場から、悲しみと怒りを込めて—序にかえて
- 自分の境遇は自分だけのせいではない—貧困に陥った派遣労働者が労働組合と出会うまで
- 酷使され、命まで削られて—「名ばかり店長」の過酷な労働現場
- 不当解雇と闘う母子—仕事をすることの誇りを取り戻すために
- 過労うつ労災—不安定な雇用、そして際限のない労働
- 定時制の就職事情—改革路線が、学びながら働く生徒の夢を押しつぶす
- 水際作戦の実態—生活保護申請を締め出す自治体窓口
- 仕事に殺される—過労死・過労自殺の現場から
- ある日系三世ブラジル人の死—外国人労働者が強いられる、現代の奴隷労働
- 反貧困運動—貧困の広がりを見据え、その根を告発する
- 秋葉原事件と派遣労働者の現実—自殺か他殺か、にまで追いつめられて
- 座談会 反貧困のための社会的連帯—河添誠×ダヴィド=アントアヌ・マリナス×東海林智
「BOOKデータベース」 より