誰も国境を知らない : 揺れ動いた「日本のかたち」をたどる旅

書誌事項

誰も国境を知らない : 揺れ動いた「日本のかたち」をたどる旅

西牟田靖著

情報センター出版局, 2008.10

タイトル別名

誰も国境を知らない : 揺れ動いた日本のかたちをたどる旅

タイトル読み

ダレモ コッキョウ オ シラナイ : ユレウゴイタ 「ニホン ノ カタチ」 オ タドル タビ

注記

参考文献: p386-390

内容説明・目次

内容説明

僕たち日本人は、この国の真の姿をどこまで知っているのだろうか?歴史の流れのなかで、日本という国の膨張・収縮により時代に翻弄されてきた特別な場所=北方領土、竹島、尖閣諸島、沖ノ鳥島、与那国島、対馬、そして小笠原諸島、硫黄島…。あの戦争の果ての線引きによって定められてきた「この国のかたち」を見つめ直すために、僕は、日本列島の周縁に位置する「国境の島々」を訪ねる旅を始めた—。

目次

  • 1 北方領土1「渡航を禁じられた島」—函館〜サハリン〜国後島
  • 2 沖ノ鳥島「国家が守る見えない島」—東京〜父島〜沖ノ鳥島
  • 3 竹島1「民族的聖地への上陸記」—釜山〜鬱陵島〜竹島
  • 4 対馬「隣国と向き合う交流の島」—対馬〜釜山/釜山〜対馬
  • 5 硫黄島「国家に裏切られた島」—東京〜父島〜硫黄島
  • 6 小笠原諸島「日米の間で揺れ続けた島」—東京〜父島〜母島
  • 7 与那国島「国境の手前でもがく島」—基隆〜那覇〜与那国島
  • 8 竹島2「奪われた島をめぐる記憶」—七類〜隠岐
  • 9 北方領土2「歴史が止まったままの島」—国後島〜色丹島〜根室
  • 10 尖閣諸島「政治的な秘境となった島」—那覇〜香港/那覇〜魚釣島

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
ページトップへ