集中講義!アメリカ現代思想 : リベラリズムの冒険
著者
書誌事項
集中講義!アメリカ現代思想 : リベラリズムの冒険
(NHKブックス, 1120)
日本放送出版協会, 2008.9
- タイトル別名
-
集中講義アメリカ現代思想 : リベラリズムの冒険
アメリカ現代思想 : 集中講義! : リベラリズムの冒険
- タイトル読み
-
シュウチュウ コウギ アメリカ ゲンダイ シソウ : リベラリズム ノ ボウケン
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注記
関連年表: p271-281
内容説明・目次
内容説明
格差社会から地域紛争まで、喫緊の課題をどう読み解くか。現実的な社会変革をめざす思想として、近年注目されるアメリカ発のリベラリズム。社会全体の「平等」と個人の「自由」の両立を構想することで、自由をめぐる現代的課題を考察したロールズの正義論からリバタリアニズムにコミュニタリアニズム、ネオコン思想まで。リベラリズムを中心とするアメリカ現代思想のあらましを、時代背景とともに明快に解説し、日本をはじめ現代の思想状況にリベラリズムが与えた影響を探る。
目次
- アメリカ発、思想のグローバリゼーション
- 1 リベラルの危機とロールズ(「自由の敵」を許容できるか—戦後アメリカのジレンマ;自由と平等を両立せよ!—「正義論」の衝撃)
- 2 リベラリズムの現代的展開(リバタリアニズムとコミュニタリアニズム—リベラルをめぐる三つ巴;共同体かアイデンティティか—文化をめぐる左右の戦争;ポストモダンとの遭遇—リベラルは価値中立から脱却できるか)
- 3 ポスト冷戦期のリベラリズム(政治的リベラリズムへの戦略転換—流動化する「自由」;“帝国”の自由—「歴史の終焉」と「九・一一」;リベラリズムから何を汲み取るべきか)
「BOOKデータベース」 より