平家物語の死生学
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平家物語の死生学
(新典社新書, 16-17)
新典社, 2008.8
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ヘイケ モノガタリ ノ シセイガク
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内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784787961167
内容説明
平氏の栄華と没落の様子をドラマチックに描いた平家物語。多くの人びとに感動的に読まれ、語り継がれてきた。過酷な状況の中で登場人物たちは、自らの「死のプロセス」をどのようにとらえ、向き合っていったのか。物語を読み解きながら、その死生観にせまる。
目次
- 1 俊寛—絶望のプロセス(鬼界が島;有王との再会;俊寛の死)
- 2 重盛—その死の「受容」(清盛と重盛;重盛の死)
- 3 清盛—入道死去
- 4 木曾義仲—死と名誉
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784787961174
内容説明
平氏の栄華と没落の様子をドラマチックに描いた平家物語。多くの人びとによって感動をもって読まれ、語り継がれてきた。一族の滅亡を目の当たりにして、平氏の人びとは「死を超えた何か」を見出すことが出来たのだろうか。平家物語を読み解きながら、その死の意義と美学を追求する。
目次
- 1 忠度—文学と死(忠度の都落;忠度最期)
- 2 小宰相—女性の尊厳
- 3 壇ノ浦の戦い—平家の滅亡(安徳天皇の崩御;平家の滅亡—能登殿最期・内侍所都入)
- 4 建礼門院の往生—潅頂巻(後白河法皇の御幸;建礼門院の物語り;建礼門院の往生—女院死去)
「BOOKデータベース」 より