国民主権と法の支配 : 佐藤幸治先生古稀記念論文集
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国民主権と法の支配 : 佐藤幸治先生古稀記念論文集
成文堂, 2008.9
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コクミン シュケン ト ホウ ノ シハイ : サトウ コウジ センセイ コキ キネン ロンブンシュウ
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注記
その他の編集委員: 米沢広一, 松井茂記, 市川正人, 土井真一
佐藤幸治先生略歴・著作目録: 下巻p[443]-459
収録内容
- 上巻: 権力分立論再訪 / 高橋和之著
- ドイツ「市民的法治国」原理と緊急権 : 合囲状態(Belagerungszustand)から独裁(Diktatur)へ / 長利一著
- 宮沢俊義の国民主権論と国家法人説 / 時本義昭著
- 科学技術と民主主義 : 憲法学から見た「市民参加」論 / 中山茂樹著
- レーンキスト・コートと連邦主義 / 松井茂記著
- 合衆国憲法修正一四条五項に基づく議会の立法 : 裁判所の憲法、議会の憲法、人民の憲法 / 木南敦著
- アメリカにおける連邦裁判官選任手続の一側面 : 裁判官の適格性とは何か / 高井裕之著
- 「テロとの戦争」と合衆国最高裁判所二〇〇一‐二〇〇七 : Hamdan v. Rumsfeld, 126 S. Ct 2749(2006)を中心として / 松本哲治著
- ドイツにおけるイスラームのスカーフ禁止 / 手塚和男著
- 議会制の意義 : 近年のドイツにおける議会制擁護論 / 高田篤著
- 立法府の機能をめぐる課題と方策 / 大石眞著
- 行政組織編成権について : 憲法学の観点から / 上田健介著
- 付随的違憲審査制における下級審の役割・考 : 国公法・社会保険事務所職員事件を素材として / 市川正人著
- 司法権を「法律ニ依リ」行うこと / 須賀博志著
- 司法審査制導入の背景に関する一考察 : 司法制度改革を契機にして / 釜田泰介著
- 「法の支配」論議からみた司法制度改革 / 田中成明著
- 下巻: 憲法一二条にいう「責任responsibility」の意義 / 吉田栄司著
- 二重の基準論の意義と展開 : 「二重」は「三重」ではない / 君塚正臣著
- 軟性憲法による権利保障に関する一考察 : ニュー・ジーランドにおける同性愛者の権利を素材に/ 藤井樹也著
- プライバシーの権利と個人情報の保護 : 情報財の保護か自由な流通か / 阪本昌成著
- 憲法一三条と自己人生創造希求権 / 竹中勲著
- 人格的自律権論に関する覚書 / 土井真一著
- プライヴァシーの権利における公法と私法の区分の意義 / 浅野有紀著
- 立候補の自由についての若干の覚えがき : 基本法第四八条に手がかりを得て / 初宿正典著
- 公務員の政治的行為の自由と「合理的関連性の基準」 / 長岡徹著
- 表現の自由をめぐる近年のドイツ連邦憲法裁判所判例 / 毛利透著
- 違憲審査基準としての「明白かつ現在の危険」基準・再考 / 木下智史著
- 視聴覚メディアの自由と反論権法の展開 / 曽我部真裕著
- 宗教の公益性と憲法 / 田近肇著
- 生存権と「制度後退禁止原則」をめぐって / 棟居快行著
- 「政府給付(government benefits)」と司法権 : 「行政国家」における司法審査の一側面 / 尾形健著
- 選択の自由と養教育制度・支援 / 米沢広一著
内容説明・目次
- 巻冊次
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上巻 ISBN 9784792304454
内容説明
佐藤幸治氏は、平成19年6月9日、めでたく古稀を迎えられた。本書は、氏の謦咳に接し、その指導を受けて学究の道を進んできた者、あるいは氏と親しく学問的交流を温めてきた者が、氏の古稀を祝して献呈する論文集である。
目次
- 第1部 憲法の基本原理(権力分立論再訪;ドイツ「市民的法治国」原理と緊急権—合囲状態(Belagerungszustand)から独裁(Diktatur)へ;宮沢俊義の国民主権論と国家法人説;科学技術と民主主義—憲法学から見た「市民参加」論)
- 第2部 比較の中の憲法(レーンキスト・コートと連邦主義;合衆国憲法修正一四条五項に基づく議会の立法—裁判所の憲法、議会の憲法、人民の憲法;アメリカにおける連邦裁判官選任手続の一側面—裁判官の適格性とは何か;「テロと戦争」と合衆国最高裁判所二〇〇一‐二〇〇七—Hamdan v.Rumsfeld,126 S.Ct 2749(2006)を中心として;ドイツにおけるイスラームのスカーフ禁止;議会制の意義—近年のドイツにおける議会制擁護論)
- 第3部 法の支配と統治機構論の展開(立法府の機能をめぐる課題と方策;行政組織編成権について—憲法学の観点から;付随的違憲審査制における下級審の役割・考—国公法・社会保険事務所職員事件を素材として;司法権を「法律ニ依リ」行うこと;司法審査制導入の背景に関する一考察—司法制度改革を契機にして;「法の支配」論議からみた司法制度改革)
- 巻冊次
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下巻 ISBN 9784792304461
目次
- 第1部 人権の基本原理(憲法一二条にいう「責任responsibility」の意義;二重の基準論の意義と展開—「二重」は「三重」ではない;軟性憲法による権利保障に関する一考察—ニュー・ジーランドにおける同性愛者の権利を素材に)
- 第2部 幸福追求権とプライバシー(プライバシーの権利と個人情報の保護—情報財の保護か自由な流通か;憲法一三条と自己人生創造希求権;人格的自律権に関する覚書;プライヴァシーの権利における公法と私法の区分の意義)
- 第3部 自由論の展開(立候補の自由についての若干の覚えがき—基本法第四八条に手がかりを得て;公務員の政治的行為の自由と「合理的関連性の基準」;表現の自由をめぐる近年のドイツ連邦憲法裁判所判例;違憲審査基準としての「明白かつ現在の危機」基準・再考;視聴覚メディアの自由と反論権法の展開;宗教の公益性と憲法)
- 第4部 社会権論の再構成(生存権と「制度後退禁止原則」をめぐって;「政府給付(government benefits)」と司法権—「行政国家」における司法審査の一側面;選択の自由と養教育制度・支援)
「BOOKデータベース」 より