ファシズム、そして
著者
書誌事項
ファシズム、そして
水声社, 2008.10
- タイトル別名
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ファシズムそして
- タイトル読み
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ファシズム ソシテ
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注記
註・参考文献: p245-267
内容説明・目次
内容説明
未来派、ファシズムを経て、カルヴィーノ、エーコへ—。国家と歴史の境界を超え、先駆者/簒奪者/傍観者/抵抗者として生きた表現者たち。かれらの実験と実践を手がかりに、いま、この時代の“夢”と“現実”をやわらかに映し出す、20世紀イタリア文化論の結晶。
目次
- 第1部 “ファシスト”たち(アヴァンギャルドの桎梏—マッシモ・ボンテンペッリと未来主義;ファシズム下で無国籍者であること—サヴィーニオをめぐって;ファシズムの物語・物語のファシズム ほか)
- 第2部 断章(未来派とオリンピック—トリノ五輪開会式を見て;失速する夢;「鉛の時代」の傷痕 ほか)
- 第3部 “主語”としてのイタリア(イタリアのなかのアメリカ—もうひとつのコスモポリチスム;イタリアのなかのヨーロッパ—エルメティズモ論序説;「参加」の変容あるいは参加する読者—エーコの大衆小説論をめぐって)
「BOOKデータベース」 より