モーツァルト=翼を得た時間

書誌事項

モーツァルト=翼を得た時間

磯山雅 [著]

(講談社学術文庫, [1898])

講談社, 2008.10

タイトル別名

モーツァルト翼を得た時間

モーツァルトあるいは翼を得た時間

タイトル読み

モーツァルト ツバサ オ エタ ジカン

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注記

楽曲索引: p278-283

本書は『モーツァルトあるいは翼を得た時間』 (東京書籍 1988年12月刊) を原本とし、第12章として「モーツァルトの美意識を探る」 (『思想』2006年第12号所収 岩波書店) を収録したもの

内容説明・目次

内容説明

「時間を追い越し、時間が追いつけないほど足早に走って、高く飛翔してゆく」モーツァルトの本質とは何か。『フィガロの結婚』の革新性、「愛の讃歌」としての『コシ・ファン・トゥッテ』、「協奏曲」の冒険、『魔笛』『レクイエム』における「死と救済」…その「音楽美」をさまざまな角度から探り、モーツァルト演奏の愉しみ方を考える、贅沢な音楽論。

目次

  • 音楽の時間を翔る鳥—動き続ける永遠
  • 父、レーオポルト—管理との闘い
  • モーツァルトとヨーゼフ二世—ウィーンにおける一〇年
  • 『フィガロの結婚』—「与える」方向での人間化
  • 美を発見する天才—輝ける『ドン・ジョヴァンニ』
  • 『コシ・ファン・トゥッテ』—モーツァルトの愛の讃歌
  • 「協奏曲」—開かれた会話の音楽
  • 死と救済—『魔笛』と『レクイエム』をめぐって
  • 変わらざるモーツァルト—情報の洪水のなかで
  • モーツァルト演奏は、大胆に—『クラヴィーア・ソナタイ短調』の演奏史〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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