明治の皇室建築 : 国家が求めた「和風」像
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明治の皇室建築 : 国家が求めた「和風」像
(歴史文化ライブラリー, 263)
吉川弘文館, 2008.11
- タイトル別名
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明治の皇室建築 : 国家が求めた和風像
- タイトル読み
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メイジ ノ コウシツ ケンチク : コッカ ガ モトメタ ワフウ ゾウ
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注記
参考文献: p223-228
内容説明・目次
内容説明
維新後、皇族は“洋風”化の手本とされた。しかし明治天皇は“和風”建築だが内部は“洋風”の宮殿に住み、東宮には“和風”装飾が隠された御所が造営された。皇室建築に表現されたものは何か。国家が求めた“和風”空間を探る。
目次
- “和風”と“洋風”—プロローグ
- 行在所—「天皇の空間」と“和風”“洋風”(明治天皇の地方巡幸;明治天皇と“和風”“洋風”;嘉仁親王の地方巡啓;行在所が担うもの)
- 明治宮殿—“和風”の創造(皇居造営計画;近代皇居の機能と空間;“和風”のリバイバルモチーフ;明治宮殿から貴賓室へ)
- 東宮御所—隠された“和風”装飾(東宮御所の造営計画;東宮の空間・東宮妃の空間;東宮・東宮妃の想定生活像;隠された“和風”装飾;対称の平面・非対称の意匠)
- 御用邸—“和風”の嗜好(御用邸の誕生;皇族たちの別邸生活;近世の嗜好を継承する)
- 皇族本邸—“洋風”推進から“和風”回帰へ(東京遷都と皇族本邸;“洋風”推進から“和風”回帰へ)
- “和風”の誕生—エピローグ
「BOOKデータベース」 より