アメリカは、キリスト教原理主義・新保守主義に、いかに乗っ取られたのか?
著者
書誌事項
アメリカは、キリスト教原理主義・新保守主義に、いかに乗っ取られたのか?
作品社, 2008.10
- タイトル別名
-
Hijacking America : how the religious and secular right changed what Americans think
アメリカはキリスト教原理主義新保守主義にいかに乗っ取られたのか
- タイトル読み
-
アメリカ ワ、 キリストキョウ ゲンリ シュギ ・ シンホシュ シュギ ニ、 イカニ ノットラレタノカ?
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注記
原著 (Polity , 2008) の翻訳
内容説明・目次
内容説明
かつての世界の憧れの国は、根底から変わってしまった。アメリカン・デモクラシーは姿を消し、人口の13%が飢え、16%が医療保険に入れず病院に行けない超格差社会となり、教育の場では宗教が科学と入れ替わろうとしている。これは、“彼ら”が「四つのM」(マネー、メディア、マーケティング、マネジメント)を駆使し、財団、シンクタンク、ロビー活動、政党、弁護士、活動家組織を通して、じっくりと戦略的にアメリカを乗っ取る「長征」を行なってきた結果である。本書は、米国社会と権力にメスを入れ、“彼ら”の戦略と戦術を詳細に分析した、欧米で話題の書である。
目次
- 第1章 つくり変えられた常識—いかに右翼は文化的ヘゲモニーを握ったのか?(新自由主義の「教義」;「今ではみなサッチャー主義者」—ピーターの友人たち ほか)
- 第2章 外交政策とネオコン(アメリカと外交政策;中東に魅惑されるネオコン ほか)
- 第3章 キリスト教右派による「長征」(アメリカ政治と宗教;宗教勢力の歴史と現在 ほか)
- 第4章 風前の“啓蒙の灯”—科学への攻撃(「愚鈍化」するアメリカ;科学と宗教—相容れない二つの世界 ほか)
- 第5章 ロビイストと権力—ビジネス界の圧力がつくり出す格差社会(ロビーとは何か?;全米商工会議所と文化戦争—パウエルの処方箋 ほか)
「BOOKデータベース」 より