『源氏物語』の男たち
著者
書誌事項
『源氏物語』の男たち
（岩波現代文庫, 文芸 ; 140-141）
岩波書店, 2008.10
- 上
- 下
- タイトル別名
-
源氏物語の男たち
『源氏物語』の男たち : ミスター・ゲンジの生活と意見
『源氏物語』男の世界
- タイトル読み
-
ゲンジ モノガタリ ノ オトコ タチ
大学図書館所蔵 全112件
この図書・雑誌をさがす
注記
上巻: 「『源氏物語』の男たち : ミスター・ゲンジの生活と意見」(岩波書店, 1990)を底本としたもの
下巻: 「『源氏物語』男の世界」(岩波書店, 1991)を底本としたもの
内容説明・目次
- 巻冊次
-
上 ISBN 9784006021405
内容説明
『源氏物語』に登場する男たちの魅力はどこにあるのだろうか。「お婆ちゃん子」で年上の女性にやさしい源氏、源氏とは対照的にまじめ律儀一方で女性の口説き方を知らない夕霧…。王朝の時代の男たちの個性的な素顔を、稀代のドラマ作家である著者がエッセイ風にときあかし、現代にも通じる人物としていきいきとよみがえらせる。
目次
- １ ミスター・光源氏の場合
- ２ ミスター・夕霧の場合
- 巻冊次
-
下 ISBN 9784006021412
内容説明
『源氏物語』には、主人公の光源氏や夕霧以外にも、個性的で魅力あふれる男たちがたくさん登場する。「お体裁屋」で堅物の薫、源氏の父でさばけた粋人でもある桐壷院、源氏の親友で恋のライバル・頭の中将、源氏の異母兄で生涯「負け組」の朱雀院…。物語をいろどる多彩な名脇役たちの素顔を、エッセイ風にときあかす。
目次
- １ ミスター・薫の場合
- ２ 桐壷院の場合
- ３ ミスター・頭中の場合
- ４ 朱雀院の場合
- ５ 点景の男たち
- 『源氏物語』の人物をかたる—田辺聖子インタビュー
「BOOKデータベース」 より