『正法眼蔵』参究 : 道の奥義の形而上学
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『正法眼蔵』参究 : 道の奥義の形而上学
岩波書店, 2008.10
- タイトル別名
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正法眼蔵参究 : 道の奥義の形而上学
『正法眼蔵』参究
- タイトル読み
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ショウボウゲンゾウ サンキュウ : ミチ ノ オウギ ノ ケイジジョウガク
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内容説明・目次
内容説明
現代に生きる道元、その詩的宇宙の秘密を解き明かす。難解をもって鳴るテクストを、体験を踏まえてわかりやすく解説する。道元との対話と修行の26年、その苦闘の日々が生んだ、身読の書。
目次
- 序論 「現成公案」解釈の意義
- 前篇 「現成公案」巻の解釈のための予備的研究(『宝慶記』;「現成公案」以前に書かれた三著作;道元が、われわれ迷える凡夫に教える悟りへの道)
- 本篇 「現成公案」の解釈(「現成公案」巻の趣旨;真実在に基づく仏道;迷悟と諸仏・衆生を定義し、諸仏の真の在り方を説く;仏道をどう習うか;仏の広大無辺な活きの奥義;鳥が天空を飛ぶが如く、魚が大海を泳ぐが如く;修証の秘訣と生きた範型、仏法讃歌へ)
- 後篇 仏道の奥義の参究(道元は人・万物の奥義と身の奥義とを語る;道元とキリスト教的修行の類似の探求—道元の機応同時説と「坐禅箴」再考;禅の歴史上の偉業—道元は兀兀座を「定義」した;道元の言詮主義—道の奥義は言葉で解き明かしうる)
「BOOKデータベース」 より