文人の社会科学 : 守節と転向をめぐる精神史

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文人の社会科学 : 守節と転向をめぐる精神史

河野基樹著

審美社, 2008.10

タイトル読み

ブンジン ノ シャカイ カガク : シュセツ ト テンコウ オ メグル セイシンシ

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内容説明・目次

内容説明

日本の代表的現代作家の社会科学的思考の形態を検証すべく、中野重治・井上光晴・安部公房・梶井基次郎・横光利一・川端康成・小林秀雄らの、社会科学の反映、同じく見解、作品への投影など、多面に亘り綿密具体的な考察を試みる。

目次

  • 第1章 「紅旗征戎非吾事」—堀田善衛「定家明月記私抄」の視界
  • 第2章 社会科学と文学者
  • 第3章 パルタイ文学者の社会科学(党除名文学者の系譜—戦争と革命の経験;中野重治;井上光晴;安部公房)
  • 第4章 操觚者の社会科学(詞林の交わり—“尊王”を基調とする連環;梶井基次郎;横光利一;川端康成;小林秀雄)
  • 第5章 新しい日本の文人像—哲学・歴史・文学を併呑する精神性

「BOOKデータベース」 より

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