日米開戦への道 : 避戦への九つの選択肢
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日米開戦への道 : 避戦への九つの選択肢
(講談社学術文庫, [1928]-[1929])
講談社, 2008
- 上
- 下
- タイトル別名
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真珠湾への道
- タイトル読み
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ニチベイ カイセン エノ ミチ : ヒセン エノ ココノツ ノ センタクシ
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注記
「真珠湾への道」 (講談社, 2003.7) の改題
主要参考文献: 下巻p357-377
内容説明・目次
- 巻冊次
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上 ISBN 9784062919289
内容説明
「蒋政権を相手にせず」との声明を出し「暴支膺懲」「聖戦完遂」のスローガンのもと、日中戦争和平への手がかりを消してゆく日本。事態が行詰まるなか「紀元二六〇〇年」の奉祝行事が営まれた昭和十五年は、表の華やかさと裏腹に国際情勢の変化につれて暗雲が兆し始めていた。米国の出方を警戒しつつも南部仏印進駐へと政策展開してゆく過程を検証。
目次
- プロローグ 昭和十五年の日本
- 1 宇垣外相はなぜ辞めたか
- 2 汪兆銘をどうみるか
- 3 日中戦争の解決策はなかったか
- 4 近衛新体制とは何であったか
- 5 松岡外交は何を意図したか
- 巻冊次
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下 ISBN 9784062919296
内容説明
日本軍の南部仏印進駐によって緊張が高まる日米関係。対日資産凍結などを決定する一方仏印中立化を提案するルーズベルトに日本はどう対応したのか。石油禁輸の制裁を受けながらも日本側が提出した中立化拒否の回答は、太平洋の悲劇へのポイント・オブ・ノーリターンであった。ほかにハル・ノート受領後の交渉など避戦への「あり得た選択肢」を探る。
目次
6 日米開戦は避けられなかったか(仏印中立化提案と幻の首脳会談;日米交渉の行き詰まりと近衛退陣;東条内閣と日米交渉;暫定協定案とハル・ノート;日本の開戦決定;日米開戦と昭和天皇;結論;歴史における他の選択肢について)
「BOOKデータベース」 より