戦国期の貨幣と経済

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戦国期の貨幣と経済

川戸貴史著

吉川弘文館, 2008.12

タイトル読み

センゴクキ ノ カヘイ ト ケイザイ

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注記

博士論文「中近世移行期日本の社会経済構造と貨幣流通」 (一橋大学, 2007年) をもとに、再構成したもの

内容説明・目次

内容説明

貨幣はさまざまな機能を持ち、国家権力と不可分の関係にある。荘園領主経済、金・銀の流通、悪銭問題、戦国大名権力との関わりなどから中世の経済構造を解明。近年活発な中世貨幣流通史研究に一石を投ずる注目の書。

目次

  • 序章 中近世移行期貨幣流通史研究の軌跡と課題
  • 第1章 戦国期東寺の頼母子講
  • 第2章 中世後期荘園の経済事情と納入年貢の変遷—東寺領備中国新見荘の事例から
  • 第3章 戦国期荘園の悪銭問題—賀茂別雷神社領荘園の事例から
  • 第4章 地域的銭貨流通秩序の形成と大名権力—九州を中心に
  • 第5章 悪銭問題と金・銀の「貨幣化」
  • 第6章 十六世紀後半関東の「永楽」と永楽銭
  • 第7章 中近世移行期の銭貨流通秩序
  • 終章 中近世移行期の流通構造と貨幣

「BOOKデータベース」 より

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