ロシアはどこに行くのか : タンデム型デモクラシーの限界

Bibliographic Information

ロシアはどこに行くのか : タンデム型デモクラシーの限界

中村逸郎著

(講談社現代新書, 1968)

講談社, 2008.11

Other Title

ロシアはどこに行くのか

Title Transcription

ロシア ワ ドコ ニ ユクノカ : タンデムガタ デモクラシー ノ ゲンカイ

Note

主要な参考文献: p244-246

Description and Table of Contents

Description

プーチンは欧米諸国に配慮し、大統領を任期満了で辞めるかたちをとりながら、任期のない実質的な最高権力者となる首相職に就任した。対外的にはロシアの政治的な進化を見せつけながら、他方でプーチンは絶大な政治権力を手に入れたのである。本書ではさまざまな社会問題の分析をとおしてプーチン・メドヴェージェフ体制の政治構造を解明したい。そしてその先に見えてくるのは、現在の二頭体制とロシアの伝統的な政治文化の整合性の問題である。新しい政治現象をテーマに据えることで、逆にロシアに古くから根ざす政治文化を浮き彫りにする。現代は過去に通じ、過去は現代に開かれていることがわかるはずである。

Table of Contents

  • 序章 二〇〇八年正月
  • 第1章 ガリーナ・ヴラジーミロヴナの長い一日
  • 第2章 税関ブローカー・イーゴリの憂鬱な日常
  • 第3章 こんにちは、ヴラジーミル・ヴラジーミロヴィチ!
  • 第4章 タンデム型デモクラシー
  • 第5章 皇帝を待ちながら
  • 終章 二〇〇八年九月

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Details
  • NCID
    BA87904242
  • ISBN
    • 9784062879682
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    246p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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