芳香族ヘテロ環化合物の化学 : 反応性と環合成

書誌事項

芳香族ヘテロ環化合物の化学 : 反応性と環合成

坂本尚夫, 廣谷功著

講談社, 2008.10

タイトル読み

ホウコウゾク ヘテロカン カゴウブツ ノ カガク : ハンノウセイ ト カンゴウセイ

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注記

引用文献: p.[189]-215

内容説明・目次

内容説明

本書では、炭素以外の元素が環の構成要素であるヘテロ環化合物の中から芳香族へテロ環化合物に焦点を絞り、反応性と環合成について解説した。その理由は、炭素環化合物と異なる化学的特徴が現れるヘテロ環化合物は芳香族へテロ環化合物であることによる。その上で、芳香族へテロ環化合物の中で基本的な化合物群であるπ不足系、π過剰系およびアゾール系化合物について記述した。芳香族ヘテロ環化合物の化学的性質を理解するためには、芳香族化学の原点であるベンゼンの化学的性質との比較が重要であると考え、ベンゼンの化学的性質も併せて記述した。加えて、現在医療現場で使用されている医薬品の中から芳香族ヘテロ環化合物の化学の視点からできるだけ多くの例を取り上げた。

目次

  • 分類と物理化学的性質
  • 化学的基本性質
  • 求電子試薬との反応
  • 求核試薬との反応
  • ラジカルとの反応
  • 付加環化
  • ヘテロ原子置換体の生成と反応
  • メタル化による官能基導入
  • 遷移金属触媒を用いる官能基導入
  • 環合成概論
  • 芳香族単環ヘテロ6員還化合物の環合成
  • 芳香族単環へテロ5員環化合物の環合成
  • ベンゼン縮環芳香族ヘテロ6員環化合物の環合成
  • ベンゼン縮環芳香族へテロ5員酸化合物の環合成

「BOOKデータベース」 より

詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA88057287
  • ISBN
    • 9784061536838
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    xv, 222p
  • 大きさ
    26cm
  • 分類
  • 件名
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