きみといつか行く楽園

Bibliographic Information

きみといつか行く楽園

アダム・ラップ作 ; 代田亜香子訳

(BFT)

徳間書店, 2008.5

Other Title

Little Chicago.

Title Transcription

キミ ト イツカ ユク ラクエン

Available at  / 6 libraries

Description and Table of Contents

Description

十一歳の少年ブラッキーは、母さんの恋人アルに体をさわられて目が覚め、アルの家から逃げ出した。学校で、親友のエリックに思わず打ち明けたが、エリックからもほかの子たちからも避けられ、いじめを受けるようになってしまう。ただひとり、ブラッキーを受け入れてくれたのは、やはりいつもひとりでいる女の子メアリ・ジェーン。ある日、いじめのリーダー格の少年たちから、赤いペンキを服にかけられたブラッキーとメアリ・ジェーンは、いじめに対して無言の抗議をはじめる。ふたりの心の距離が縮まっていく一方で、ブラッキーがたよりにしていた姉は家を出てしまい…。虐待を受けた事実を受けとめきれず孤立していく少年の内面と、少女との切ない友情を、主人公の少年のとつとつとした語りで綴る、胸をうつ物語。現代の子どもが生きる状況をあざやかに描き出した一冊。10代から。

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  • BFT

    徳間書店

Details

  • NCID
    BA88064828
  • ISBN
    • 9784198625368
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Original Language Code
    eng
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    264p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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