福武直 : 民主化と社会学の現実化を推進

書誌事項

福武直 : 民主化と社会学の現実化を推進

蓮見音彦著

(シリーズ世界の社会学・日本の社会学)

東信堂, 2008.12

タイトル別名

Fukutake Tadashi : promote Japanese democratization and realistic sociology

タイトル読み

フクタケ タダシ : ミンシュカ ト シャカイガク ノ ゲンジツカ オ スイシン

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注記

福武直年譜: p126-132

主要著作目録: p133-139

参考文献: p142-145

内容説明・目次

内容説明

戦後、社会大変動の時期、民主化推進をめざし、農村研究を核に「現実科学」としての社会科学の展開を主導した、その営為と業績を再検討することは、今日社会に濔漫する閉塞感を前進感覚に転化させる、一動因となるだろう。

目次

  • 第1章 生涯と時代的背景(社会学との出会い—六高時代;社会学方法論の研究—大学時代;中国農村の研究—大学卒業から終戦まで;農村民主化の社会学;社会調査の組織化;東京大学における活動;社会保障と大学生協同組合—定年後の活動)
  • 第2章 研究の特質(研究の広がり;福武社会学と中国農村調査の意味;社会学と現代的課題;農村民主化の課題と村落社会結合の類型;組織的な農村調査と農村社会の構造分析;社会調査法の導入と実践;村落構造と村落共同体;経済成長の進展と農村・地域社会研究;社会学研究の組織化;二本社会学の国際化の推進;社会保障制度への提言;おわりに)
  • 第3章 戦後日本社会学の展開と福武社会学(戦後日本社会学の発展における福武の役割;農村社会学における福武の位置;「構造分析」とその継承)
  • 資料

「BOOKデータベース」 より

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