検証・昭和史の焦点
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書誌事項
検証・昭和史の焦点
(文春文庫, [ほ-4-6])
文藝春秋, 2008.12
- タイトル別名
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検証昭和史の焦点
- タイトル読み
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ケンショウ・ショウワシ ノ ショウテン
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注記
2006年12月刊の文庫化
昭和天皇ほかの肖像あり
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
「昭和」とは一体どのような時代だったのか。キーワードは「アメリカの影」と「昭和天皇」にあると、平成を代表する歴史家・保阪正康は提起する。金融恐慌から敗戦まで、核心となる18年間を21の焦点に絞り、その時々の事象を、わかりやすく解き明かしていく。昭和が「歴史」になりつつある今だからこそ見えてくるものとは。
目次
- 昭和史を貫くアメリカの影
- 昭和の起点、金融恐慌はこうして起こった
- 帝人事件は「検索ファッショ」を促したか
- 決起はなぜ二月二十六日だったのか
- 二・二六事件、天皇激怒の理由
- 南京事件の引きがねとなった陸軍の戦場心理
- トラウトマン工作、内幕のドラマ
- 三国同盟の真の演出者とは
- 日米開戦と石油備蓄をめぐる謎
- 真珠湾奇襲を知っていた日本人は誰か
- 真珠湾ロバーツ報告書をめぐる謎
- 玉砕を兵に強いた根拠とは
- 戦艦大和の沈没と戦争の原価計算
- 阿南惟幾はなぜ吉田茂を釈放したのか
- 天皇に「聖断」を決意させた情報源
- ポツダム宣言受諾をめぐる二つの訳文
- 大本営参謀は在満邦人をソ連に売ったのか
- 彼らは何のために戦ったのか
- 軍人恩給のからくり
- 軍人・兵士たちの手記・回想録をどう読むか
- 昭和天皇、戦後史構築への視座
「BOOKデータベース」 より