九州の一揆・打ちこわし
著者
書誌事項
九州の一揆・打ちこわし
海鳥社, 2009.1
- タイトル別名
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九州の一揆打ちこわし
- タイトル読み
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キュウシュウ ノ イッキ ウチコワシ
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注記
初出一覧: p371-372
索引: 巻末p1-4
内容説明・目次
内容説明
一揆や打ちこわしは、どのような社会的背景のもとに組織され、どのように展開されたのか。そして、百姓たちは自らの行動をいかに正当化したのか—。九州をフィールドとして、当時の記録と現地調査にもとづき、近世の民衆運動を大胆に捉え直した意欲的論考。
目次
- 第1章 百姓一揆研究と共同体論(問題の設定;「共同体」論の変化 ほか)
- 第2章 越訴・強訴による「訴」の世界(肥前唐津藩の特徴—繰り返される大名の転封;宝暦九年(一七五九)の代表越訴と江戸への旅 ほか)
- 第3章 南九州における「武士」と「百姓」の一揆(人吉藩「茸山騒動」の史料と運動形態;人吉藩の財政政策 ほか)
- 第4章 打ちこわしの世界(幕府領肥後天草の社会情勢;慶応二年(一八六六)「小倉戦争」と打ちこわし)
- 終章 「共生の技法」としての打ちこわし
「BOOKデータベース」 より