華族たちの昭和史
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華族たちの昭和史
(昭和史の大河を往く / 保阪正康著, 第6集)
毎日新聞社, 2008.12
- タイトル読み
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カゾク タチ ノ ショウワシ
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内容説明・目次
内容説明
世襲、二世たちが日本の行方を誤った。近衛文麿、木戸幸一などしたたかだが脆かった昭和の華族たち。その人生と責任の取り方。
目次
- かつて日本に存在した「華族」という階級
- 近代日本史が凝縮した学習院初等科を訪ねて
- 乃木、山梨勝之進、軍人出身の歴代学習院院長たち
- 開戦と敗戦に立ち会った二人の枢密院議長
- 華族の監督者、宗秩寮総裁・木戸幸一
- 二・二六事件と木戸の段階的華族廃止計画案
- 大久保利通、牧野伸顕、吉田茂の系譜
- 西園寺公望と近衛文麿の暗闘
- 日米開戦を決定づけた昭和十六年十月十二日の荻外荘会談
- 「天皇機関説」排撃の先陣をきった貴族院
- 最後の元老・西園寺/公望、坐漁荘での日々
- 西園寺/公望と日本の政治の「死」
- 東條英機は爵位を欲していたか
- 二・ニ六事件と牧野/伸顕の決意
- 牧野/伸顕と女婿吉田/茂の闘い
- 宮中を揺るがした島津治子元女官長不敬事件
- 赤化華族子弟の秘密組織「ザーリア」
- 戦時下の貴族院—講和を説く議員たち
- 敗戦—華族の終焉
- 華族は皇室の藩屏たり得たか
「BOOKデータベース」 より