「仮面ライダー響鬼」の事情 : ドキュメントヒーローはどう「設定」されたのか

書誌事項

「仮面ライダー響鬼」の事情 : ドキュメントヒーローはどう「設定」されたのか

片岡力著

五月書房, 2007.4

タイトル別名

仮面ライダー響鬼の事情 : ドキュメントヒーローはどう設定されたのか

タイトル読み

「カメン ライダー ヒビキ」 ノ ジジョウ : ドキュメント ヒーロー ワ ドウ 「セッテイ」 サレタノカ

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内容説明・目次

内容説明

『仮面ライダー響鬼』という作品は、元々は「仮面ライダーシリーズ」に代わる新しい特撮ヒーロー番組として企画されたものだった。それが設定を固めていく仮定で「仮面ライダーシリーズ」にいわば“吸収合併”されていった、という経緯がある。本書がおもな言及の対象としているのは、そのような時期の、いわば“『響鬼』”になる前の“『響鬼』”であって、出来上がって放映された“完成映像としての『響鬼』”を対象としていない。史上最も特異な仮面ライダーの成立に最初期からたずさわった“関係者”が明かす、特撮ヒーロー誕生までのリアルな舞台裏。マニアも知らなかった本来の「響鬼」の姿がいま初めて明らかに。内部設定資料・没プロット案等も多数載録。もちろん、東映“非”公認本。

目次

  • はじめに—産んだが育てなかった親の手記
  • 第1部 仮面ライダーから遠く離れて(ポスト“仮面ライダー”めざして;『変身忍者嵐』という選択;ハイパー忍者アクションドラマ—企画案『鳥忍戦記ハヤテ』;初の日韓共通ヒーロー? ほか)
  • 第2部 ふたたび仮面ライダーのほうへ(覆った“政治結着”;「ビートライダー」?—新機軸はタイトルで;ライダーなのにバイクに乗らない!;女の車の助手席にいるヒーロー ほか)
  • 補遺—屋久島篇(一之巻、二之巻)を見る
  • おわりに—“何か奇跡的に美しいもの”を求めて

「BOOKデータベース」 より

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