貧困という監獄 : グローバル化と刑罰国家の到来

書誌事項

貧困という監獄 : グローバル化と刑罰国家の到来

ロイック・ヴァカン著 ; 森千香子, 菊池恵介訳

新曜社, 2008.12

タイトル別名

Les Prisons de la misère

タイトル読み

ヒンコン トイウ カンゴク : グローバルカ ト ケイバツ コッカ ノ トウライ

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内容説明・目次

内容説明

福祉国家の解体と労働市場の規制緩和—「小さな政府」への転換は、増大する貧困層を管理する厳しい刑罰政策なしには成り立たない。変貌する現代国家の矛盾をブルデュー社会学の観点から鋭く問い直し、世界19ヶ国語に翻訳された注目の書。

目次

  • 第1部 貧しきは罰せよ!—ヨーロッパに上陸した新しい刑罰の「常識」(マンハッタン—新しい刑罰理念の生産工場;「ゼロ・トレランス」のグローバル化;ロンドン—ネオコン・イデオロギーの中継地;ヨーロッパの輸入業者と広告代理店;ナオリベ刑罰政策を飾り立てる「学術用語」)
  • 第2部 刑罰国家への誘惑—アメリカに魅了されるヨーロッパ(アメリカの変貌—福祉国家から刑罰国家へ;ヨーロッパの刑務所の「お得意さん」;一望監視型社会に向かって;通貨統合の次は、警察と監獄の統合か?)

「BOOKデータベース」 より

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