探偵小説は「セカイ」と遭遇した

書誌事項

探偵小説は「セカイ」と遭遇した

笠井潔著

南雲堂, 2008.11

タイトル別名

探偵小説はセカイと遭遇した

タイトル読み

タンテイ ショウセツ ワ セカイ ト ソウグウ シタ

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注記

初出一覧: p292-293

内容説明・目次

内容説明

二十一世紀探偵小説の現在‐未来を一本に紡ぐ笠井潔渾身の評論集。

目次

  • 1 脱格系とセカイ系(本格ミステリに地殻変動は起きているか?;「近代文学の終り」とライトノベル;社会領域の消失と「セカイ」の構造;戦闘美少女とilya;大量死=大量生と「終わりなき日常」の終わり;偽史の想像力と「リアル」の変容)
  • 2 『容疑者Xの献身』論争(『容疑者Xの献身』は難易度の低い「本格」である;勝者と敗者;環境管理社会の小説的模型;ベルトコンベアは停止した—コメンテイトとクリティックの差異)
  • 3 探偵小説論の断章(監獄/収容所/探偵小説;探偵小説における幻想;探偵小説と二〇世紀の「悪魔」;異様なワトスン役;九二年危機と二人の新人—麻耶雄嵩と貫井徳郎;安吾と探偵小説;私立探偵小説と本格探偵小説)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA88627556
  • ISBN
    • 9784523264804
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    293p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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