探偵小説は「セカイ」と遭遇した
著者
書誌事項
探偵小説は「セカイ」と遭遇した
南雲堂, 2008.11
- タイトル別名
-
探偵小説はセカイと遭遇した
- タイトル読み
-
タンテイ ショウセツ ワ セカイ ト ソウグウ シタ
大学図書館所蔵 件 / 全41件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
初出一覧: p292-293
内容説明・目次
内容説明
二十一世紀探偵小説の現在‐未来を一本に紡ぐ笠井潔渾身の評論集。
目次
- 1 脱格系とセカイ系(本格ミステリに地殻変動は起きているか?;「近代文学の終り」とライトノベル;社会領域の消失と「セカイ」の構造;戦闘美少女とilya;大量死=大量生と「終わりなき日常」の終わり;偽史の想像力と「リアル」の変容)
- 2 『容疑者Xの献身』論争(『容疑者Xの献身』は難易度の低い「本格」である;勝者と敗者;環境管理社会の小説的模型;ベルトコンベアは停止した—コメンテイトとクリティックの差異)
- 3 探偵小説論の断章(監獄/収容所/探偵小説;探偵小説における幻想;探偵小説と二〇世紀の「悪魔」;異様なワトスン役;九二年危機と二人の新人—麻耶雄嵩と貫井徳郎;安吾と探偵小説;私立探偵小説と本格探偵小説)
「BOOKデータベース」 より