私はどうして私なのか : 分析哲学による自我論入門

書誌事項

私はどうして私なのか : 分析哲学による自我論入門

大庭健著

(岩波現代文庫, 学術 ; 208)

岩波書店, 2009.1

タイトル別名

私はどうして私なのか : 分析哲学による自我論入門

タイトル読み

ワタクシ ワ ドウシテ ワタクシ ナノカ : ブンセキ テツガク ニ ヨル ジガロン ニュウモン

内容説明・目次

内容説明

自分がいる、というのはいったいどういうことなのか?気鋭の哲学者・倫理学者である著者は、自己意識の生まれる過程、「私」という言葉の使われ方などから、分析哲学の手法によって丁寧にこの問題を解いていく。「私」とは、他から独立したピュアな存在ではなく、他者の呼びかけに答えられる「呼応可能性(=責任)」の主体としての存在なのだ!「あなた」がいて「私」がいる意味を鮮やかに検証する。

目次

  • 1 自分がいる、ということ
  • 2 他人との関わりと、自己意識
  • 3 言語—ないものについての考え
  • 4 「自称語」の意味と指示対象
  • 5 指示対象の与えられ方
  • 6 「私」という指標語
  • 7 内的な自己…?
  • 8 私は大庭健である、という事実の特別さ…?
  • 9 意義(センス)と指示対象、そのスリかえ
  • 10 「私が思うに」—聞き手へのコミットメント
  • 終章 私の特権化=自閉を超えて

「BOOKデータベース」 より

関連文献: 1件中  1-1を表示
詳細情報
  • NII書誌ID(NCID)
    BA88638712
  • ISBN
    • 9784006002084
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 248p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
ページトップへ