紀大偉作品集『膜』 : 中・短篇集 : ほか全四篇
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書誌事項
紀大偉作品集『膜』 : 中・短篇集 : ほか全四篇
(台湾セクシュアル・マイノリティ文学, 2)
作品社, 2008.12
- タイトル別名
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紀大偉作品集 : 膜 : 中短篇集 : ほか全四篇
- タイトル読み
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キ タイイ サクヒンシュウ 『マク』 : チュウ・タンペンシュウ : ホカ ゼン ヨンペン
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収録内容
- 膜
- 赤い薔薇が咲くとき
- 儀式
- 朝食
内容説明・目次
内容説明
本書は台湾クィアSF小説の旗手、紀大偉の代表作4篇を訳出したものである。「膜」「赤い薔薇が咲くとき」「儀式」は、“記憶”を題材にした作品となっている。「膜」と「赤い薔薇が咲くとき」は、近未来社会における先端科学による記憶の移植・改竄・消去と身体改造を描いており、時間と空間が相互に複雑に交差する異空間の中で、クィアの転覆性を表現している。「儀式」は主人公の記憶と「事実」との間の矛盾を突くことによって、ホモフォビアの内面化を描いている。また、「朝食」は、第21回聯合報ショートショート賞第1位を受賞した。
「BOOKデータベース」 より