近代スポーツマンシップの誕生と成長
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近代スポーツマンシップの誕生と成長
筑波大学出版会 , 丸善株式会社出版事業部 (発売), 2009.1
- タイトル読み
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キンダイ スポーツマンシップ ノ タンジョウ ト セイチョウ
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注記
編集・制作協力: 丸善プラネット
引用文献: 各章末
イギリスにおける各種スポーツ統括団体の結成年譜: p307
スポーツマンシップの言説年譜: p308-309
内容説明・目次
内容説明
スポーツマンシップはイギリススポーツの形成と共に成長を遂げた精神であった。本書は体育・スポーツ史研究の第一人者がスポーツマンシップの用語の変遷を追い、近代スポーツとその揺籃となったパブリックスクール教育とアスレティズム、筋肉的キリスト教の役割を明らかにする。さらに、その精神が近代のオリンピックの創設者クーベルタン、競技道の唱道者武田千代三郎に継承されていく経緯に言及する。スポーツが人間修養の優れた手段であり、スポーツマンが常に善を追求する存在であるとする、近代スポーツマンシップの誕生と成長を解明した画期的労作。
目次
- 第1編 スポーツマンシップの概念史(スポーツの概念史;英米系辞書にみる「スポーツ」と「スポーツマンシップ」 ほか)
- 第2編 イギリス近代スポーツとその精神の形成(イギリス近代スポーツの形成;イギリス・スポーツ教育の精神—課外教育と自治の発見 ほか)
- 第3編 「筋肉的キリスト教」とスポーツマンシップの言説(チャールズ・キングズリと「筋肉的キリスト教」;トマス・ヒューズと「筋肉的キリスト教」)
- 第4編 スポーツマンシップの伝播と受容(オリンピズムへの接続;武田千代三郎と「競技道」—スポーツマンシップの日本的受容)
- 第5編 付録(イギリスにおける各種スポーツ統括団体の結成年譜;スポーツマンシップの言説年譜 ほか)
「BOOKデータベース」 より