仏教の共生思想と科学技術
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仏教の共生思想と科学技術
丸善, 2009.1
- タイトル読み
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ブッキョウ ノ キョウセイ シソウ ト カガク ギジュツ
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文献: 章末
内容説明・目次
内容説明
仏教でいう「共生思想」と科学技術のありかたを考えるための入門書。共生思想に根ざした生き方を実践するためには、「何事にもとらわれすぎないように心がけ」、そして「自分を見つめ、省みることにより生まれる嫌虚な心で、自らがよく考えて判断すること」が大切である。本書は、共生思想が、科学技術の役割を考えたときに、どのように実践・応用されるのかを問いかけるものである。理工系の学生、研究者・技術者、科学技術に関心のある読者に向けて、共生思想に基づいた研究対象課題を設定する方法、教育や研究のありかたを、東洋的視座にたち具体的に解説した、混迷する時代に立ち向かうためのテキストである。
目次
- 1章 科学技術の展開と共生きの思想
- 2章 生命の進化・地球環境の変遷からみた科学技術のあり方
- 3章 生物の進化と共生から学ぶもの
- 4章 「分析化学」または「分析科学」という学問の方向性と東洋的志向への期待
- 5章 環境エントロピーと生きるということ
- 6章 高分子化学の発展と環境問題
- 7章 資源開発と環境破壊
- 8章 自然に学ぶ「ものづくり」
- 9章 21世紀の人類を支える太陽光発電
- 10章 光エネルギーを賢く使う科学研究
「BOOKデータベース」 より