ザ・プーチン戦慄の闇 : スパイと暗殺に導かれる新生ロシアの迷宮

著者

    • LeVine, Steve
    • 中井川, 玲子 ナカイガワ, レイコ
    • 櫻井, 英里子 サクライ, エリコ
    • 三宅, 敦子 ミヤケ, アツコ

書誌事項

ザ・プーチン戦慄の闇 : スパイと暗殺に導かれる新生ロシアの迷宮

スティーヴ・レヴィン著 ; 中井川玲子, 櫻井英里子, 三宅敦子訳

阪急コミュニケーションズ, 2009.2

タイトル別名

Putin's labyrinth : spies, murder, and the dark heart of the new Russia

ザ・プーチン : 戦慄の闇

ザプーチン戦慄の闇 : スパイと暗殺に導かれる新生ロシアの迷宮

タイトル読み

ザ プーチン センリツ ノ ヤミ : スパイ ト アンサツ ニ ミチビカレル シンセイ ロシア ノ メイキュウ

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注記

参考文献: 巻末p20-22

内容説明・目次

内容説明

新生ロシアは、危険な方向に歩み出している。豊かな石油資源も後押しし、再び大国として台頭しつつあるが、一方でウラジーミル・プーチンのもと、帝政時代やソ連時代から息づく独裁主義へと逆行しているのだ。ドミトリー・メドヴェージェフが新ロシア大統領に就いたが、実権を握っているのはいまだプーチンである。彼は、ソ連崩壊後の民主改革を無意味なものと見なしている。記者として10年以上ロシアで活躍した著者は、本書で現代ロシアの独裁政治を暴き出す。そこに拡がるのは「死の政権」だ。国賊は暗殺のターゲットとされ、罪の無い人質が殺されても政府は無関心だ。この本は、プーチンの大統領任期中に犠牲となった人々について、目撃者や遺族へのインタビューに基づくドキュメンタリー形式で書かれている。

目次

  • 第1章 ロシアの暗闇—残虐な歴史に捕らわれた国
  • 第2章 プーチンはこうして選ばれた—どこからともなく現れた男を保証人にしたエリツィン
  • 第3章 プーチン政権を知る—ロシアの朝、その高い代償
  • 第4章 ニコライ—放射性毒物の最初の犠牲者
  • 第5章 「ノルド・オスト」—再び、国民を裏切った母なるロシア モスクワ劇場占拠事件
  • 第6章 亡命者たち—ボリス・ベレゾフスキーとロンドンの聖地
  • 第7章 アメリカの聖戦士—ポール・クレブニコフと栄光のロシア
  • 第8章 エレベーターの殺人—アンナ・ポリトコフスカヤと声を失ったロシア
  • 第9章 裏切り者—ロンドンの亡命者、アレクサンドル・リトヴィネンコ
  • 第10章 ポロニウム—世界が目撃した暗殺

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

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