ザ・プーチン戦慄の闇 : スパイと暗殺に導かれる新生ロシアの迷宮
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ザ・プーチン戦慄の闇 : スパイと暗殺に導かれる新生ロシアの迷宮
阪急コミュニケーションズ, 2009.2
- タイトル別名
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Putin's labyrinth : spies, murder, and the dark heart of the new Russia
ザ・プーチン : 戦慄の闇
ザプーチン戦慄の闇 : スパイと暗殺に導かれる新生ロシアの迷宮
- タイトル読み
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ザ プーチン センリツ ノ ヤミ : スパイ ト アンサツ ニ ミチビカレル シンセイ ロシア ノ メイキュウ
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注記
参考文献: 巻末p20-22
内容説明・目次
内容説明
新生ロシアは、危険な方向に歩み出している。豊かな石油資源も後押しし、再び大国として台頭しつつあるが、一方でウラジーミル・プーチンのもと、帝政時代やソ連時代から息づく独裁主義へと逆行しているのだ。ドミトリー・メドヴェージェフが新ロシア大統領に就いたが、実権を握っているのはいまだプーチンである。彼は、ソ連崩壊後の民主改革を無意味なものと見なしている。記者として10年以上ロシアで活躍した著者は、本書で現代ロシアの独裁政治を暴き出す。そこに拡がるのは「死の政権」だ。国賊は暗殺のターゲットとされ、罪の無い人質が殺されても政府は無関心だ。この本は、プーチンの大統領任期中に犠牲となった人々について、目撃者や遺族へのインタビューに基づくドキュメンタリー形式で書かれている。
目次
- 第1章 ロシアの暗闇—残虐な歴史に捕らわれた国
- 第2章 プーチンはこうして選ばれた—どこからともなく現れた男を保証人にしたエリツィン
- 第3章 プーチン政権を知る—ロシアの朝、その高い代償
- 第4章 ニコライ—放射性毒物の最初の犠牲者
- 第5章 「ノルド・オスト」—再び、国民を裏切った母なるロシア モスクワ劇場占拠事件
- 第6章 亡命者たち—ボリス・ベレゾフスキーとロンドンの聖地
- 第7章 アメリカの聖戦士—ポール・クレブニコフと栄光のロシア
- 第8章 エレベーターの殺人—アンナ・ポリトコフスカヤと声を失ったロシア
- 第9章 裏切り者—ロンドンの亡命者、アレクサンドル・リトヴィネンコ
- 第10章 ポロニウム—世界が目撃した暗殺
「BOOKデータベース」 より