食魔 : 岡本かの子食文学傑作選
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食魔 : 岡本かの子食文学傑作選
(講談社文芸文庫, [おF3])
講談社, 2009.2
- タイトル読み
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ショクマ : オカモト カノコ ショクブンガク ケッサクセン
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注記
冬樹社刊『岡本かの子全集』(第4,5,7,11-13巻)を底本とし、新かな遣いに改め、多少ふりがなを加えたもの
年譜: p262-278
著書目録: p279-281
収録内容
- 家霊
- 鮨
- 娘
- 食魔
- 女体開顕(抄)
- 食魔(グウルメ)に贈る
- 異国食餌抄
- 旅とガストロノム
- 欧洲土産話
- 巴里の食事
- 外国の魚
- 季節のしゅん
- 新茶
- うなぎ、揚げもの、川魚
- 新米
- 粉末食糧品時代
- 酒と煙草
- 若菜
- 夏季と味覚
- 初秋におくる
- 野菜料理
- 田家の兎料理
- 国民食、大根礼讃
- 食物に関して男子への注文
- 力を培う餅
- 食餌感想
- 恋人にたべさせたい御料理
内容説明・目次
内容説明
毎晩どじょう汁をねだりに来る老彫金師とどじょう屋の先代の女将の秘められた情念を描いた「家霊」。北大路魯山人をモデルにしたといわれる、食という魔物に憑かれた男の鬼気迫る物語「食魔」ほか、昭和の初めに一家で渡欧した折の体験談、食の精髄を追求してやまないフランス人の執念に驚嘆した食随筆など、かの子の仏教思想に裏打ちされた「命の意味」を問う、食にまつわる小説、随筆を精選した究極の食文学。
目次
- 1 小説(家霊;鮨;娘;食魔;女体開顕 抄)
- 2 随筆(食魔に贈る;異国食餌抄;旅とガストロノム;欧洲土産話;巴里の食事;外国の魚;季節のじゅん;新茶;うなぎ、揚げもの、川魚;新米;粉末食料品時代;酒と煙草;若菜;夏季と味覚;初秋におくる;野菜料理;田家の兎料理;国民食、大根礼讃;食物に関して男子への注文;力を培う餅;食餌感想;恋人にたべさせたい御料理)
「BOOKデータベース」 より