奇跡の脳
著者
書誌事項
奇跡の脳
新潮社, 2009.2
- タイトル別名
-
My stroke of insight : a brain scientist's personal journey
- タイトル読み
-
キセキ ノ ノウ
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内容説明・目次
内容説明
統合失調症の兄を持った「わたし」は、小さい頃から脳に興味を抱く。同じものを見て、どうしておにいちゃんとわたしは反応が違うの?努力の末に脳科学の専門家となり、ハーバードの第一線で活躍するわたしは、誰よりも脳について知っているはず、だった—。1996年のある日、37歳で脳卒中に襲われ、生活は一変する。左脳の機能が崩壊し、言葉や身体感覚だけでなく、世界の受け止め方までも変わったのだ。体力の補強、言語機能を脅かす手術、8年間に及んだリハビリ。そこでわたしが得たものとは、何だったのか。脳卒中になりうるすべての人に—。
目次
- 脳卒中になる前の人生
- 脳卒中の朝
- 助けを求めて
- 静寂への回帰
- 骨まで晒して
- 神経科の集中治療室
- 二日目 あの朝の後で
- GGが街にやってくる
- 治療と手術の準備
- いよいよ手術へ
- 最も必要だったこと
- 回復への道しるべ
- 脳卒中になって、ひらめいたこと
- わたしの右脳と左脳
- 自分で手綱を握る
- 細胞とさまざまな拡がりをもった回路
- 深い心の安らぎを見つける
- 心の庭をたがやす
「BOOKデータベース」 より