偽善の医療
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偽善の医療
(新潮新書, 306)
新潮社, 2009.3
- タイトル読み
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ギゼン ノ イリョウ
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内容説明・目次
内容説明
「患者さま」という偽善に満ちた呼称を役人が押し付けたことで、医者は患者に「買われる」サービス業にされた…。医療にまつわる様々な偽善を現役医師が一喝する。「セカンドオピニオンのせいで患者と医者が疲弊する」「インフォームドコンセントは本当に良いことか」「有名人の癌闘病記は間違いだらけ」「病院ランキングは有害である」「安楽死を殺人扱いするな」—。毒と怒りと医者の矜持が詰まった問題提起の書。
目次
- 患者さま撲滅運動
- 消えてなくなれセカンドオピニオン
- 「有力者の紹介」は有難迷惑
- 安楽死を人殺し扱いしないでくれ
- 末期医療を巡る混乱と偽善
- ホスピスケアはハッピーエンドか
- 最期は自ら決められるものなのか
- 「病院ランキング」は有害である
- 「告知」の無責任
- ○○すると癌になるというインチキ
- 間違いだらけの癌闘病記
- インフォームドコンセントハラスメント
- 「がん難民」の作られ方
- 癌の「最先端治療」はどこまで信用できるか
- 贈り物は喜んで受け取るべきである
「BOOKデータベース」 より