中国は世界恐慌にどこまで耐えられるか
著者
書誌事項
中国は世界恐慌にどこまで耐えられるか
草思社, 2009.3
- タイトル別名
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China and the global recession
Collection of theses on Chinese economy
- タイトル読み
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チュウゴク ワ セカイ キョウコウ ニ ドコマデ タエラレルカ
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注記
その他のタイトルは標題紙裏より
過去2年間に発表した多数の論文や講演記録から12編を選んで訳出したもの
内容説明・目次
内容説明
百年に一度の大不況下で、中国に世界経済復活の牽引役を期待する向きは多い。だが、中国自身、危機をチャンスと見る当初の楽観論を捨てつつある。GDP成長の急落、対米債券投資のリスク。それだけではない。急速な市場化がいびつな形で現われ、矛盾が深刻化しているのだ。極端な社会の二極化、悪労働条件、官僚の腐敗。それらが新たな騒乱の火種となるかもしれない。自由主義経済を推進してきた「新自由派(右派)」に変わって「新左派」が勢いを増している。両派の対立は激しいイデオロギー闘争に発展するのか…。中国屈指の実践派エコノミストが、鋭い批評精神と皮膚感覚でとらえた「中国・本当の危機」。中国経済の今後を見通すうえで必読の経済論集。
目次
- 第1章 中国はいかにしてアメリカ発の大難から逃れるか
- 第2章 今こそ外向型戦略から内向型戦略への転換を
- 第3章 中国には労働契約法があるだけでは不十分だ
- 第4章 メイド・イン・チャイナの問題と解決策
- 第5章 改革から三〇年、拡大する格差、矛盾と深刻な腐敗
- 第6章 王権政治と官僚政治、民主政治を比較する
- 第7章 二〇〇九年の経済展望と中国の対応
- 資料 中国は重商主義を深く反省すべきだ—我が国の発展戦略調整に関する一考察
「BOOKデータベース」 より