愛蘭土紀行
著者
書誌事項
愛蘭土紀行
(朝日文庫, . 街道をゆく / 司馬遼太郎著||カイドウ オ ユク ; 30-31)
朝日新聞出版, 2009.3
新装版
- 1
- 2
- タイトル読み
-
アイルランド キコウ
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注記
1:1993年7月に刊行された朝日文庫「街道をゆく30 愛蘭土紀行1」の新装版
2:1993年7月に刊行された朝日文庫「街道をゆく31 愛蘭土紀行2」の新装版
内容説明・目次
- 巻冊次
-
1 ISBN 9784022644848
内容説明
人口は少ないが、アイルランドは堂々たる「文学大国」。ジョナサン・スウィフトやオスカー・ワイルド、W・B・イェイツ、ジェイムズ・ジョイスなどを生んだ。隣のイギリスとは、政治的にも宗教的にも長く戦ってきた歴史をもつ。ロンドンで漱石を想い、リバプールでビートルズを感じ、ダブリンへ。ケルトの魂に触れつつ、躍動感のある旅がはじまった。
目次
- ケルト人
- ギリシア・ローマ文明の重さ
- ケルトの妖精と幻視
- “鯨の村”ホテル
- 明治の悲しみ
- 紳士と浮浪者
- いまは昔
- 駅舎・空巣
- リヴァプール到着
- ビートルズの故郷
- 死んだ鍋
- ヘンリー八世
- ライアンの娘と大聖堂
- 郷に入っては
- ベケット
- オコンネル通り
- スウィフトの寺
- 文学の街
- ジョイスの砲台へ
- 神話と金銭
- ウィスキーのEを飲む
- ジョン・ライリー氏
- 巻冊次
-
2 ISBN 9784022644855
内容説明
いまなお妖精の棲む「アイルランドの中のアイルランド」に、いよいよ足を踏み入れる。アラン島に象徴される荒れ地と英国支配のくびきが育んだ信仰、孤独、幻想…。そして、それらアイルランド的な性格なしには生まれ得なかった文学。「山河も民族も国も、ひとりの“アイルランド”という名の作家が古代から書きつづけてきた長大な作品のようでもある」という感慨とともに旅は終点へ。
目次
- ジャガイモと大統領
- ケルト的神秘
- 百敗と不滅
- ゲーム語
- 『静かなる男』
- 須田画伯と“アラン島”
- ゴールウェイの雨
- イルカのお供
- カラハと葬送曲
- 岩盤の原
- 妖精たちの中へ
- 妖精ばなし
- 蔦がからむ古塔
- 城が島
- 峠の妖精
- 甘い憂鬱
- 森の聖地
- 日本びいき
- 大戦下の篭城者
- フォーク・グループの演奏会
- 神と女王陛下
- ジョセフ・P・ケネディ
- 表現の国
「BOOKデータベース」 より