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昆虫科学が拓く未来 = Entomological science and its perspective

藤崎憲治, 西田律夫, 佐久間正幸編

京都大学学術出版会, 2009.4

タイトル読み

コンチュウ カガク ガ ヒラク ミライ

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注記

参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

4億年の間、度々の大変動にも生き残り繁栄する昆虫たち。かれらの優れた環境適応能力と、その能力を支える機能や構造、情報戦略から学ぶことで、調和的・効率的・持続的な文明を実現するための術を見つけることが出来る。食料生産と害虫管理、医学・工学への応用、そして虫を用いた科学教育まで、新しい科学・技術を提案する。

目次

  • 第1部 昆虫から見る環境変動(昆虫に対する地球温暖化のインパクト;生態系の機能をあらわす指標としての昆虫の個体群と群集;環境変化がもたらす森の衰退;侵入種の影響と在来種群集の迅速な適応進化;薬剤抵抗性の拡散と国際化にどう対応するか)
  • 第2部 昆虫の生理・生態に探る機能制御(昆虫・植物間の攻防と植物免疫システムの“界面”;昆虫と植物の共存;昆虫と菌類の多様な関係;葉っぱの上のマイクロコズム;昆虫脱皮の分子メカニズム)
  • 第3部 昆虫の構造・機能に学ぶ技術(昆虫の化学センサー;少ない神経細胞をいかに用いて情報処理するか?;昆虫はいかにして匂い源に向かうのか?;無駄の少ないエレガントな情報システム;アメンボの生体力学;フィールドで働く六脚歩行ロボットを作る)
  • 第4部 昆虫を用いた環境教育・科学教育(フィールド教育の実践;奄美大島における環境教育の実践;昆虫分化の再生のために)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA89514282
  • ISBN
    • 9784876987757
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    京都
  • ページ数/冊数
    xvi, 580p
  • 大きさ
    23cm
  • 分類
  • 件名
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