近代製糸技術とアジア : 技術導入の比較経済史

書誌事項

近代製糸技術とアジア : 技術導入の比較経済史

清川雪彦著

名古屋大学出版会, 2009.2

タイトル読み

キンダイ セイシ ギジュツ ト アジア : ギジュツ ドウニュウ ノ ヒカク ケイザイシ

大学図書館所蔵 件 / 165

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p585-604

内容説明・目次

内容説明

アジアに「里帰り」した近代製糸技術の、日本・中国・インドにおける定着過程を、文献史料や統計データ、現地調査などから総合的に比較分析。技術への適応化を規定する要因を明晰に抽出した労作。

目次

  • 第1部 分析枠組みと分析対象(技術導入に対する分析視点;近代製糸技術の成立とその「里帰り」;世界の蚕糸業:その多様性)
  • 第2部 日本における製糸技術の近代化(西欧技術の日本化とその後の独自な発展;適正技術を支えた労働力と労務管理;典型的な農村工業たる組合製糸の意義;適正技術の競争力の源泉:監督者層の近代化)
  • 第3部 中国蚕糸技術の展開(西欧製糸技術の導入と在来技術との共存;野蚕製糸技術の共存と展開;蚕糸業の基盤整備と改良技術の普及;茅盾の『春蚕』にみる在来蚕糸部門の停滞;現代中国製糸業の発展と技術水準の吟味;工業調査にみる製紙技術の水準と労務管理)
  • 第4部 インドにおける蚕糸技術導入の困難性(西欧技術の導入と在来技術への同化;インドの蚕糸技術水準の現状)
  • 第5部 技術導入と社会的適応力(導入技術の適応化とその規定要因)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA8952014X
  • ISBN
    • 9784815806118
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    名古屋
  • ページ数/冊数
    viii, 615p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ