化粧する脳
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書誌事項
化粧する脳
(集英社新書, 0486G)
集英社, 2009.3
- タイトル読み
-
ケショウ スル ノウ
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注記
論文寄稿: 恩蔵絢子
内容説明・目次
内容説明
人は無意識のうちに、他者の「顔」からその心を読みとっている。人間は中身であると言いながら、見た目の美しさに魅了されたり、内面を外見から類推したりしている。顔は心の窓であり、見た目は対人コミュニケーションの鍵なのだ。化粧を通じた画期的な研究によって、自分の見た目を装うことの重要性が明らかになってきた。鏡に映る自分を見つめ、形作っていくことは、他者の視点から自己を見つめることにつながる。そして、そのことが社会的知性を育む。人は誰もが外見を装い、内面にも化粧をして生きている。化粧を通じた新しい知見から、人間の本質が見えてくる。
目次
- 第1章 顔は口ほどにものを言う(顔とコミュニケーション)
- 第2章 化粧は鏡であり、窓である(化粧の脳科学)
- 第3章 美女と野獣(美の進化論)
- 第4章 饒舌と沈黙のあわい(秘密を抱く女は美しい)
- 第5章 そして世界は、明るくなった(メタ認知と自己批評)
- 鏡や化粧を通した自己認知(恩蔵絢子)
- 特別座談会 「化粧を生きる」という視線
「BOOKデータベース」 より