女性民俗誌論
著者
書誌事項
女性民俗誌論
岩田書院, 2009.3
- タイトル別名
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女性民俗誌論
- タイトル読み
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ジョセイ ミンゾクシ ロン
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注記
主要参考文献: p499-502
内容説明・目次
内容説明
現代に生きる女性たちの生活実態のありようを、民俗学の視点で捉える。性差による研究視点の区別を問い、民俗社会の中における女性の役割を、農山漁村による違いや、日本・中国・韓国との比較など、フィールドワークに基づき考察する。
目次
- 序章 女性の民俗—女性論の再生に向けて
- 第1部 民俗学研究における女性研究の視点(女性研究の成果と課題;民俗学研究における女性研究者の視点と男性研究者の視点—学問領域に男女の視点の区別は存在するか;能田多代子の視点—能田多代子の生涯とその研究;折口信夫の女性観—柳田国男を視野に入れて;向山雅重の視点)
- 第2部 民俗社会における女性たち(長野市域の女性たち;女性の一日—上越市域に暮らす;海沿いの村の女性たち;商家の女性—松本市域に暮らす)
- 第3部 女性の役割の象徴性—日・中・韓の養蚕労働から(養蚕の稼ぎ—長野県三郷村;中国における養蚕事情;韓国の養蚕事情—女性の養蚕から男性の養蚕へ)
- 第4部 民俗学としての女性論—課題と展望(伝承の持続と生成—女性から女性への伝承ということ;育児・介護の労働力としての女性が抱える諸問題;民俗学とフィールドワーク—その必要性と可能性)
「BOOKデータベース」 より