累犯障害者
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累犯障害者
(新潮文庫, 8616,
新潮社, 2009.4
- タイトル読み
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ルイハン ショウガイシャ
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注記
平成18年9月に新潮社より刊行された単行本に、第四章 (「新潮45」平成19年9月号)、第五章 (「別冊宝島Real」平成20年9月発行) を加筆の上、追加したもの
内容説明・目次
内容説明
刑務所だけが、安住の地だった—何度も服役を繰り返す老年の下関駅放火犯。家族のほとんどが障害者だった、浅草通り魔殺人の犯人。悪びれもせず売春を繰り返す知的障害女性たち。仲間内で犯罪組織を作るろうあ者たちのコミュニティ。彼らはなぜ罪を重ねるのか?障害者による事件を取材して見えてきた、刑務所や裁判所、そして福祉が抱える問題点を鋭く追究するルポルタージュ。
目次
- 序章 安住の地は刑務所だった—下関駅放火事件
- 第1章 レッサーパンダ帽の男—浅草・女子短大生刺殺事件
- 第2章 障害者を食い物にする人々—宇都宮・誤認逮捕事件
- 第3章 生きがいはセックス—売春する知的障害女性たち
- 第4章 ある知的障害女性の青春—障害者を利用する偽装結婚の実態
- 第5章 多重人格という檻—性的虐待が生む情緒障害者たち
- 第6章 閉鎖社会の犯罪—浜松・ろうあ者不倫殺人事件
- 第7章 ろうあ者暴力団—「仲間」を狙いうちする障害者たち
- 終章 行き着く先はどこに—福祉・刑務所・裁判所の問題点
「BOOKデータベース」 より