獅子文六の二つの昭和
著者
書誌事項
獅子文六の二つの昭和
(朝日選書, 854)
朝日新聞出版, 2009.4
- タイトル読み
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シシ ブンロク ノ フタツ ノ ショウワ
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注記
主な参考文献: p303-304
内容説明・目次
内容説明
乾いたタッチで家族を描く『娘と私』、相場師の世界『大番』、『悦ちゃん』『海軍』『てんやわんや』…。新聞・雑誌に連載され、映画化、テレビドラマ化と、昭和に続々登場した最新メディアに載って、戦前戦後の大衆を熱狂させた。モダニズム、太平洋戦争、戦後の高度経済成長など、昭和の風俗をみごとにとらえ、苦いユーモアと鋭い人間観察、シメっぽくないが人情味あふれる作品は、今でも読み応えある「大人の文学」だ。文学座を立ち上げ、新劇の発展に寄与した大インテリ。大男で食いしん坊、わがままで男っぽく、根はやさしいのに、辛らつで皮肉屋。昭和の文豪獅子文六、初の評伝。
目次
- 1章 異国への扉—横浜
- 2章 郊外の家—大森
- 3章 芝居と恋愛—パリ
- 4章 昭和モダニズムと軍国主義—千駄ヶ谷
- 5章 戦後疎開—四国岩松
- 6章 敗戦と焼け跡—御茶の水
- 7章 もはや戦後ではない—大磯
- 8章 文豪と文六—赤坂
「BOOKデータベース」 より