日本人にとって「宗教」って何だろう : 私たちの信仰心を、日本の歴史から読み解く本

書誌事項

日本人にとって「宗教」って何だろう : 私たちの信仰心を、日本の歴史から読み解く本

武光誠著

(KAWADE夢新書)

河出書房新社, 2009.4

タイトル別名

日本人にとって宗教って何だろう : 私たちの信仰心を日本の歴史から読み解く本

タイトル読み

ニホンジン ニトッテ シュウキョウ ッテ ナンダロウ : ワタクシタチ ノ シンコウシン オ ニホン ノ レキシ カラ ヨミトク ホン

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内容説明・目次

内容説明

みずからを「無宗教」とする日本人は多い。しかし、私たちの暮らしには、初詣、クリスマス、お葬式…と多様な信仰が入りこんでいる。この「日本独自」ともいえる宗教観は、いかに形成され、現代へと受け継がれてきたのか。日本人が深層に秘める信仰心が見えてくる書。

目次

  • プロローグ 外来の神もとりこみ独自の信仰を築いた日本人
  • 1章 日本人の原初の信仰とは—自然と先祖の「まつり」が神道を生みだした
  • 2章 仏教公伝が及ぼした影響とは—伝来した仏教から「現世利益」を導きだした日本人
  • 3章 最澄・空海が日本にもたらしたものとは—多彩な願いをかなえる密教を信じた貴族たち
  • 4章 神と仏はどのように祀られたのか—神道と仏教が調和した独特な宗教が生まれる
  • 5章 鎌倉新仏教はなぜ急速に広まったのか—日本人は仏に救いを求め「極楽往生」を願った
  • 6章 戦国動乱期の多様な信仰のあり方とは—政治とともに栄えた宗教、権力と闘った宗教
  • 7章 現代に影響し続ける江戸期の信仰とは—「仏式葬礼」を根づかせた江戸幕府の宗教政策
  • 8章 明治期以後、宗教はいかに変様したか—国家神道の誕生・解体を経た日本人の信仰心のゆくえ

「BOOKデータベース」 より

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