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源氏物語の構想と漢詩文

新間一美著

(研究叢書, 386)

和泉書院, 2009.2

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ノ コウソウ ト カンシブン

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注記

参考文献: 章末

内容説明・目次

内容説明

源氏物語は、長編の物語であり、多面的な作品である。短編的な面白さも充分にあるが、しっかりとした構想のもとに書かれているという印象がある。その全体構想について一概に論ずることは難しいが、主に漢詩文の受容という視点から考察を加えた。

目次

  • 第1部 源氏物語の長編構想と漢詩文(明石の姫君誕生祝賀歌と仏典比喩譚—算賀歌の発想に関連して;算賀の詩歌と源氏物語—「山」と「水」の構図;雲の「しるし」と源氏物語—野に遺賢無し;源氏物語松風巻と仙査説話;源氏物語の春秋争いと元白・劉白詩;李夫人と桐壷巻再論—「魂」と「おもかげ」)
  • 第2部 「松竹」と源氏物語(「松風」と「琴」—新撰万葉集から源氏物語へ;「松」の神性と源氏物語;菅原道真の「松竹」と源氏物語;源氏物語柏木巻における白詩受容—元〓(しん)の死と柏木の死)
  • 第3部 平安朝漢詩の周辺(菅原道真の子を悼む詩と白詩;藤原時平について;京都—平安京と源氏物語)

「BOOKデータベース」 より

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