江戸の病
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書誌事項
江戸の病
(講談社選書メチエ, 437)
講談社, 2009.4
- タイトル読み
-
エド ノ ヤマイ
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注記
主な参考文献・資料: p233-237
内容説明・目次
内容説明
コレラにインフルエンザ、国民病とも言われる「肺病」とあふれる梅毒患者たち。出産は命がけだし、母乳の出だっておぼつかない。常と死と隣り合わせだった江戸の人びとは、ユーモアあふれる諦観と温情に満ちた人的ネットワークで乗り切った。江戸文化のエキスパートが、近世日本の新たな一面を明かす。
目次
- 病気の章(三日コロリ;死者二三万人 ほか)
- 産と乳の章(小野家の出産;下腹 ほか)
- 医者の章(はびこる「でも医者」;組合作って詐欺行為 ほか)
- 薬の章(売薬取締規則;お墨付きの「人体由来薬」 ほか)
- 終章 「飼い殺し」と「看病断」(病魔を払う色;「人情」の背景 ほか)
「BOOKデータベース」 より