ケベックの女性文学 : ジェンダー・エクリチュール・エスニシティ

著者

    • 山出, 裕子 ヤマデ, ユウコ

書誌事項

ケベックの女性文学 : ジェンダー・エクリチュール・エスニシティ

山出裕子著

彩流社, 2009.3

タイトル別名

Littérature québécoise au féminin : femme, écriture, ethnicité

ケベックの女性文学 : ジェンダーエクリチュールエスニシティ

タイトル読み

ケベック ノ ジョセイ ブンガク : ジェンダー エクリチュール エスニシティ

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注記

参考文献: p179-195

内容説明・目次

内容説明

「北米最大のフランス語圏」「第二のパリ」と称され、英系とフランス系だけでなく、多種多様な民族・言語・文化がせめぎ合い、共生しながら「モザイク」として輝きを放つモントリオールとカナダ・ケベック州—抑圧からの解放のために、自らのアイデンティティを探るために、彼女たちは「書くこと」を選んだ。女性たちが紡ぎだす魅力的な作品世界。

目次

  • 女性文学成立の背景(カナダの多文化主義;ケベックの近代化と「静かな革命」;ケベック女性と社会;女性誌の役割)
  • 女性文学の起源(ケベック文学に描かれた旧来型女性;ガブリエル・ロワ—女性作家の登場;アンヌ・エベール—「新しい女性」像の提示;マリ=クレール・ブレ—フェミニスト文学の萌芽)
  • フェミニズムと自伝文学(ケベックの女性文学と自伝的作品;フランス・テオレ—自伝的作品における創造性;マドレーヌ・ウレット=ミカルスカ—自伝文学をめぐって)
  • 複数民族性と英系モントリオール文学(ケベックの複数民族性;ケベックの英系マイノリティとモントリオール文学マヴィス・ギャラント—多様性のモントリオール文学;ロビン・サラ—英仏文化が共生する文学)
  • ケベック移民女性と文学(女性移民作家と移民のエクリチュール;アンヌ=マリ・アロンゾ—身体の不動性と作品の可動性;ナディーン・ルタイフ—エスニシティを超えて;レジーヌ・ロバン—「外側」の空間の創造性;アジア移民の作家;イン・チェン—中国系移民女性のエクリチュール;アキ・シマザキ—日系移民とエスニシティ)

「BOOKデータベース」 より

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